カールした女のまつ毛にはマッチ棒は乗るのか乗らないのか

寒い。

この身にまとう肉布団は、何の役にもたたないないらしい…というのを実感して、軽く絶望する。

 

 

 

 

 

まつ毛。

それは、女子にとって、体にある毛の中でもかなり大切に丁重に扱われると思われる大切な大切な毛だ。

眉毛とどっちが大切かと言われたら…多分やけども眉毛。

眉毛用の育毛剤があるくらいやし。

眉毛は描けるが、生えてるのよりはやっぱり不自然やし。

 

まつ毛はないと困るけど、今の時代は素晴らしい。

エクステやら、つけまつ毛やらでモリッと盛ることが出来る。

つけ眉毛なんか聞いたことないし。(魔女が知らんだけやろか??)

魔女は、幸いというか、まつ毛も眉毛も自前でわさわさ普通に生えている。

子供の頃は、このまつ毛も眉毛も嫌で嫌で、抜いていた。

指で引っ張ってブチブチ抜いていた。

「切る」という発想は残念ながら、思いつかなかったらしい。

 

この「毛問題」のまつ毛。

つけまつ毛やと、多分男性でも、見て一発でわかる。

明らかに不自然。

「そんなに密集して生えていたら、まつ毛のジャングルやん…」というくらいにわさわさしているからだ。

外されたつけまつ毛単体で見ると、体が細い毛虫の体に長い毛がボーボーに生えているようにしか見えない魔女の目は、多分近視か乱視やと思う。

パッケージに入って売っているやつも、綺麗なカーブを描いた毛虫にしか見えない。

つけまつ毛ご愛用の女子の皆様、ごめんなさい…orz 

 

ここで、単純な男子なら思うだろう。

「なら、エクステとやらのまつ毛にすれば?」

 

確かにそう思う…と同調したいところだが、エクステは確かに綺麗で自然だが、つけまつ毛よりもお金がかかるし、結構面倒臭い。

施術する人の技術がまだ未熟だと、お金を出したのにも関わらず残念な仕上がりになる。

 

 

エクステで魔女が面倒臭いと思う点は、まず、オイルクレンジングが使えない。

目元にオイルクレンジングが使えないのは、面倒臭がりな女子的にはかなり痛い。

エクステやつけまつ毛するくらいに目元に力を入れているんやから、ガッツリとメイクする女子が多い。

エクステでも使えるウォータータイプのメイク落としでは、完全には綺麗にメイクが落ちきらないという話も聞いたことがある。(魔女よりもさらに上をいくがさつな女子情報なので、半信半疑ではある)

目の周りは皮膚も薄いので、あまりごしごしすると色素沈着の恐れもある。

 

その点、オイルクレンジングは楽チンだ。

全部いっぺんにスッキリ綺麗に落とせる。

ものによっては、憎き小鼻の角栓まで取れるものもある。

最高やん、オイルクレンジング!!

 

だが、エクステをすると、この「最高」なオイルクレンジングはもっての他。

オイルクレンジングは絶対NGなのだ。

(サロンによっては大丈夫なとこもあるらしいけど。)

オイルが入っていると、エクステが取れてしまうらしい。

最近では「エクステでも使えます」と書いてあるものもあるが、書いてないものは成分表示とにらめっこだ。

細かすぎて結局わからず、店員さんも巻き込んで一緒に悩むのだ。

(そんなに面倒臭いならやめとけよ、という魔女の言葉は軽く流されて無視という仕打ち)

魔女は、まつ毛エクステの構造をいまいち理解していない。

エクステ女子のまつ毛を見ると、確かに綺麗なカーブを描いた自然なまつ毛だが、どこにお金がかかっているのか、よくわからない。

「お金かけたんだから、もっと増やせばよかった」という言葉をたまに聞くのだが、要は自前のまつ毛にカーブした毛を1本ずつ丁寧に着けてるわけよね?

 

なんかやたらと時間かかりそうだし、面倒臭い…(身も蓋もない発言)

 

シャワーをバシャッバシャッ顔面に浴びれないとか、目を擦ってはダメとか、魔女には耐えられない。

シャワーはワイルドに顔面にも浴びて洗顔したいし、パソコン作業が続くと目は無意識にごしごし擦るから絶対に無理だ(ヾノ・∀・`)

 

だが、孔雀のように綺麗な扇形のまつ毛は素晴らしい。

目力が半端ない。

怖くて目が反らせない。

 

 

 

 

まつ毛エクステ、すげぇ!!

 

 

 

 

まつ毛エクステの素晴らしさに感嘆しつつも、その後のケアの面倒臭さに心はポッキリと折れ、魔女はビューラーとマスカラ1本で勝負するのだ。

マスカラ下地はあまり使わない。

ひじきのようなまつ毛になるからだ。

 

 

 

だが、マッチ棒をのせて勝負するなら話は別だ。

下地の繊維でまつ毛を伸ばせるだけ伸ばす。

普段はロングキープマスカラしか使わないくせに、ボリュームマスカラも駆使して長さの上に、太さも出す。

のびるのびる、ひじきになってきた!(笑)

 

夜の蝶々のお姉様達のような、少しだけ主張の激しいまつ毛にはなったが、かなり伸びたし、カールもバッチリ。

 

 

よーし。

マッチ棒を乗せるぜ!

 

 

この段階まで、魔女もまつ毛エクステ女子もマッチ棒がないことに気付かなかった。

とんだうっかり者。

うっかり過ぎて言葉にならない。

 

 

 

なんも言えねぇ…。

 

 

 

 

 

 

すぐに爪楊枝に路線変更して、いざ勝負!!

まばたきも出来ないくらいに、爪楊枝のった!

両目で25本。

多いのか少ないのか、わからない(笑)

あまりにも間抜け過ぎて、写真を撮るのすら忘れていた。

ちなみに、エクステ女子は18本。

重さに耐えかねて、全部落ちた(笑)

マスカラで強化したら、多分もっと乗るはずだ。

エクステ、すげぇ。

 

 

女子のまつ毛の長さは、モリッと簡単に盛れる。

お人形さんまつ毛を目指して、今日も明日も明後日も、女子は頑張るのだ。