綺麗になりたい女の努力を男は笑うな
女はいくつになっても、いつまでも綺麗でいたい生き物だ。
化粧1つで別人レベルに変わる化粧技術は、その女性の努力の結晶なのだ。
魔女はもともと「化粧」というものが、あまり好きではなかった。
その頃の私は、「一応社会人として働いてるから、素っぴんはあかん」という完全に女を捨てた考えを持っていた。
そんな考えだから、化粧品にお金を払うのは死ぬほど苦痛だった。
綺麗にはなりたいけど、お金を払うのは嫌。
この矛盾を抱えて、いつも安い化粧品で済ませていた。
お給料も上がり、化粧品にそこそこ投資出来るようになっても安い化粧品から抜け出せない。
「高いもの使っても、私なんかが綺麗になれるわけないやん」
そう思っていたからだ。
運命の転機は結構あっさり来たね(笑)
「好きな人」というものが出来た。
わかりやすっ!!(笑)
魔女の男性遍歴は実にあっさりとしている。
非常に不本意でコンプレックスの原因の1つでもある派手顔なので、男を切らした事がないように思われていたり、自分の事はあまりしゃべらないせいか、言わないだけで彼氏は常にいるとか思われていたりするんやけど。
そんなことないでー(笑)
好きな人が出来ると、女というものは化粧を努力するようになるみたいやな。
洋服とか。
髪型とか。
ダイエットしてみたり。
とにかく可愛くみえるように、頑張りだす。
コスメ雑誌買ってメイクの練習したりな。
お肌のお手入れも丁寧になり、ちょっといいものを買ってみたり、生意気にも「パック」してみたり。
「パック」について1つ、男性に物申したい。
「パック中の彼女の顔が怖い」とか「オカンみたいで嫌や」とか言うやつがたまにおるねん。
少なくとも魔女の周りにおる男連中。
そのくせに「女は肌が綺麗やないと嫌や」とか
「粉吹き肌は萎える」とかぬかすねんな。
パックはお前らが求める、粉吹きしていない、うるうるのもち肌になるためにやってるねん。
パックの種類については面倒臭いからサクッと割愛させていただくが、綺麗な肌のためにやっていることを忘れないでいただきたい。
しわしわ乾燥肌のオカンより、つや肌の綺麗なオカンの方がいいやろ?
そういう事(笑)
メイクもな、あのズラリと並ぶ数々のメイク道具、男には正直、意味がわからんと思うねんな。
次々と、魔法のように塗りたくって化ける過程は、ホンマにすごいと思うねんな。
それを使いこなすようになるまでに、いっぱい失敗してるのもわかっていただきたい。
魔女は「アイプチ」や「つけまつげ」というものは使わなくてもいい目元にたまたま生まれてきたから、オカンに感謝している。
あれを使いこなす女子は、女から見ても尊敬します。
メイクというか、もう工作やん。
切ったり、付けたり、貼ったり。
糊で肌が被れてもやるんやで?
ホンマに涙ぐましいやん…。
綺麗になるための努力を男は笑うな。
笑うくらいなら、1度、試しに彼女かオカンのメイク道具借りて、自分の顔にメイクやってみなさいよ。
どれだけ努力をしているかわかるから。
借りるときに発生する、おネエ疑惑は自分で回避してや(笑)
まぁ、メイクをやり過ぎておかしな事になってる女子がいるのも確かやから、そういう時はこう言えばいい。
「ナチュラルメイクの君が好き」
メイクをどんどん盛るより、ナチュラルメイクの方が実は難しいから、彼女は奮起して頑張るやろ。
女はいつでも綺麗の為に頑張っているのだ。