魔女、トイレに住居を構えよう計画始動、挫折、頓挫。そして撤退と看護師・知子(仮名)による尋問の巻。
皆様、こんばんは。
魔女です。
知子(仮名)記事の第2弾をアップ以降、やはりカウンターの回りが恐ろしくらいにまわっている。
くそぅ。
知子(仮名)め、人気者かよ…。
今に見ておれ。
ギャフンと言わせてやる(ギャフンて…)
金曜日に、半ば強引に退院した魔女。
「寝てるだけなら自宅でもいいですやん」と転院もしなかった。
めちゃくちゃ後悔した。
金曜の夜…日付は変わっていたから、正確には土曜の明け方よりまだかなり前になるのだろうか。
睡眠薬の眠気も吹き飛ぶような、猛烈な腹痛に襲われた。
痛いなんてものじゃない。
なんか腹の中で暴れてます…!?
己の腹の中で何が起こっているのかわからないが、とにかく痛い。
下腹部。
そして、トイレに行かなければと危険信号が点滅している。
よろけながらトイレに辿り着く。
お食事中の方は読むの、ここで止めてくださいね。
魔女、ちゃんと忠告はしたからな?
水下痢。
出しきってトイレを出るが、3分もしないうちにまたトイレ。
こういうなんだかヤバイ下痢の時って、お尻の穴が「もう限界!!」ってなりません?
「もうそのペーパーでアタイを拭くのは止めとくれよ!」ってなくらいに、痛くなりません?
出すのも痛いし、拭くのも痛い。
しかし、下痢を我慢するのは到底無理。
下痢の時にウォシュレットを使うと痔瘻になるという噂が怖くて、ウォシュレットは使えないチキンハートな魔女。
必死に、食べたもの、飲んだもの、菌やウイルスだった場合の潜伏期間を思い出す。
胃腸炎…???
一番怪しいのがこれだが、いつもの胃腸炎の時と違う。
嘔吐はない。水下痢だけ。
水下痢だけの、嘔吐なしの胃腸炎はなったことがないからわからない。
ノロはもっと激しいはずだ。
もしもノロなら、家族も危険だが、まず入院していた病院に連絡しなければならないだろう。
潜伏期間を考慮すると、集団感染の恐れも出てくる。
ノロの場合の汚物処理のシュミレーションを思い出す。
吐瀉物や汚物の処理がかなり厳重だから…うん、ノロなら激しい下痢と共に激しい嘔吐もあるはずだ…確か(記憶が曖昧)
熱はない。
関節の痛みもない。
インフルエンザでもないな。
食中毒でもO-157とかでもなさそうだ。
以上の事を、部屋とトイレを何度も往復しながら考えた。
おしっこが出口を間違えているのではなかろうかと思うくらいに、尻から水がでる。
下痢は下手に止めてはいけない。
体の外に、有害な物を出そうとしている体の防御機能。
だが、もうお尻は限界を訴えている。
痛い、痛いよぅ…。・(つд`。)・。
(お尻の声)
断捨離の「ちょっと考えようボックス」の中から、正露丸を探し出す。
捨てなくてよかった…!!
正露丸パワーにすべてを託す。
糖衣錠だけど……まぁいいか。
あー、正露丸飲むの…小学生の時以来かも…。
(もう病院行けよ)
正露丸を飲むために飲んだ水が、直通かと思うくらいにすぐに尻から出る。
あり得なーい!!(笑)
あかん。
寒い。
電気毛布を引っ張り出して、温度はマックス。
さ、寒い…。
ガタガタブルブル…((( ;゚Д゚)))
下腹と手足がめちゃくちゃ冷えている。
まさか、寝冷え…??
寝冷えでこんなに激しい水下痢になるもんなのか??
家族は静かに寝ているから…やっぱりこの水下痢は魔女だけか。
その後もずっとトイレと部屋の往復。
「もうこんなに水分出たら脱水症状起こしますやん」ってくらいに水分が尻から出る。
朝のうつ病のお薬を飲んだら、やっぱり水分は直通。
魔女の尻、限界。
あかん、尻が切れる…!!(白目)
このままでは確実に痔になる。
切れ痔ならまだいい。
痔瘻コースにまっしぐらだ。
脱水症状からくる頭痛。
ヤバイ。
ホンマにあかん。
土曜日にたまたまお仕事がお休みだったオトンと二人で買い物に出掛けようとしていたオカンに、ポカリスエットと経口補水液をお願いする。
自力で買いにいくのは、この状態では尻丸出しでおまると尻拭きティッシュを抱えて行かない限りは無理だ。
下痢は酷いがなんか食べたい。
甘いの。
身体が糖分を欲している。
ゼリーでは甘さが物足りない。
プリン…。
プリンが食べたい!!
プッチンプリン!!!
「えー?体調悪いの??トイレットペーパーがないの、あんたのせい?」
こんなにトイレと部屋を激しく往復しているのに、オカン気付いていなかった!!(白目)
気付いていたのはトイレットペーパーの減りだけという、まさかのパターン。
つか、入院していたくらいには体調はすごぶる悪いよ!!(`;ω;´)
両親が買い物から帰ってくるまでに、トイレに住居を構えようかと思うくらいトイレに通う。
仕舞いにはもう往復するのが面倒臭くなって、トイレのパネルヒーターの電源入れて、出したくなったら迷わず直ぐに出せる、女子としては最低な方法を選んだ。
便座に居座る。
もう、ここを魔女の城にする。
もちろん、パンツはおろしたまま。
もうこのままでいいやん…。
パンツもパジャマのズボンもおろしたまま、ぬくぬくの便座と、狭い個室故にパネルヒーターでぬくぬくの快適空間。
将来的に両親に介護が必要になった場合も考慮して、リフォーム時に設置された手すりがこれまたいいポジションで…かなりいい仕事をしやがる。
トイレットペーパーに片手をかけたまま、しばらくウトウト寝ちゃったりするのだが、本能寺の変の明智光秀の奇襲バリに襲いくる下痢に、何度も尻の危機に瀕する。
魔女のお尻、大ピンチ。
魔女のお尻は織田信長。
え…自害?自害する??
蘭丸!!蘭丸はどこじゃー!?( >Д<;)
(あまりの下痢に意識朦朧)
お尻も大ピンチだが、脱水症状も大ピンチ。
オカン、早く~!!!ヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙
オカン。
マイペースやからね。
三時間くらい帰ってこなかった!!(笑)
トイレに住居を構えるべく、居座るくらいにね!!
オトンが「早く帰らんでいいんか?」と何度もオカンに聞いたくらいに。
まずはラーメン屋でお昼御飯食べて、優雅に買い物して帰ってきた!(笑)
帰ってきてまずトイレに入ろうとしたオトンが「うわっ!?」と大声をあげて後ずさったくらいに、トイレと同化している魔女。
瀕死。
トイレに移住計画、失敗。
魔女のお家にはトイレ、一個しかなかった。
あぁ、うっかりダゼ!
一個しかないから、そこに移住したらもうトイレないねん。
下痢で朦朧としているからかな…(多分違う)
計画は頓挫した上に、撤退を余儀なくされる(当たり前や)
気を取り直して買ってきてくれた経口補水液を恐る恐るチビチビ飲むが、常温でも冷たいのか、腹がゴロゴロして水下痢。
でも、とりあえず少し水分は取れた。
やったぜ!!
次は糖分。
プッチンプリン!!!щ(゜▽゜щ)
ガサガサガサガサ。
あれ??
プッチンプリンがないの…。
………なんでしょう。
この無駄に豪華なプリンアラモード。
たかっ!!
オカンがお値引きシールついてないの買ってる!!
350円(税抜き)
生クリームたっぷり。
オカンの優しさが要らぬ方向に行ったパターンや…(頭抱えてうずくまる)
今のこの腹具合では、この無駄に豪華なプリンアラモードは重い。
というか、絶対くだす。
この見るからに濃いめのプリンは無理だ。
生クリームも無理だ。
プッチンプリンくらいの、ちょっと薄い感じのを一口だけ食べたかったの。
残りは元気になったら食べるつもりだったの。
あああー!!!(`;ω;´)
そして。
恐る恐るチビチビ飲んでは水下痢を繰り返しながら、だんだんと大丈夫になって…いる気がする。
たが、常温でも冷たいのはやっぱりキツい。
温かいのが飲みたいのに!!!( >Д<;)
マグカップにポカリスエットを入れて、レンジでチンする暴挙に出る。
脱水症状にいい、温かいお飲み物が飲みたいんや!!!(叫)
うん?温かいポカリスエット…ありやな。
これ、かなりいいかも。
昔々、かなり昔、粉のホット飲料でこういうのあった気がする。
ホットポー。
多分、ホットなポカリスエットの略。
保温タンブラー2本分用意して、ポカリスエットとOS-1のレンジでチンしたやつを入れる。
真夜中にレンジでチンしたらシバかれる(どんな家庭やねん)
結局。
お粥すら水下痢になり、もう魔女のお尻の本能寺の変も炎上して燃え尽きて灰になり、豊臣秀吉が信長様の敵をとるべく奔走する辺りまで行ってしまったので、入院していた病院に電話して、救急で行ってさっき帰ってきてきました。
知子(仮名)に恐る恐るちょっとメールしてみたらめちゃくちゃ叱られたから、とかではない。
決してない。
違う。
違う……(`;ω;´)
「貴様、退院した帰りに寄り道したな?」と地の底から響くような地獄の閻魔様のように恐ろしい声で問いただされたら、真実をゲロするやん。(閻魔様の声なんか知らんけど)
以下、魔女の自供⬇
はい。
寄り道しました。
スキップしながら、コンビニで練り梅と干し梅と三ツ矢サイダーの梅を2本買いました。(どんだけ梅が好きやねん)
それからドラッグストアで、ローションティッシュ買いました。
(花粉症の鼻水用か?)
はい。そうです。普通のティッシュでは鼻水かむときに痛くて痛くて…。
(コンビニより、ドラッグストアの方がお菓子もジュースも安いんやないか?)
あぁ…このドラッグストアにはお菓子やジュースの種類があまりなくて…はい。
あと、肌が痛くてたまらないのでイハダを買いました。
今の季節の皮膚科と耳鼻科はカオスですから…。
(ドラッグストア、どういう人が行く場所か、貴様はわかってるんか?!)
どういう人…?えと…普通の洗剤とか…風邪の時とか…なんか体調悪い時にお薬を…あ!?ヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙
(わかったか。貴様は免疫力が落ちてるくせにわざわざ菌をもらいに買い物に行ったんや!このバカチンが!!!( ;゚皿゚)ノシ)
以上、看護師・知子(仮名)による魔女の尋問書より。
多分、細菌性胃腸炎ということで薬もらいました。
インターンのドクターって、なんであんなに不安を煽るのでしょうね?
や、インターンやし、自信がないねんな?とは思うんやけど。
ベテランのドクターも最初はインターンから始まってベテラン迄になってるのはわかるんやけど。
腹痛が酷いならロキソニンも…とか言い出したから、丁重にお断りしました。
下痢の腹痛にロキソニンは効かへんやろ。
痛みのメカニズム、多分違うやろ。
知子(仮名)の尋問は水下痢より怖い。